医療費支払いのしくみ
みなさんが病気やけがで医者にかかると、病院では、その治療費を1ヵ月分ごとにまとめて、保険者(健康保険組合など)に請求し、支払いを受けるのが建前です。しかし、全国には何万もの病院があり、保険者も何千もあります。それが、個々に請求し、支払いをしていたのでは、事務がたいへん繁雑になってしまいます。
そこで、審査支払機関(社会保険診療報酬支払基金等)を通して請求・支払いをすることになっています。審査支払機関では、病院から請求された診療報酬明細書の内容をチェックし、保険者に請求します。支払いも、保険者が審査支払機関に支払い、審査支払機関から各病院に支払われることになります。
これを図示すると次のとおりです。高額療養費や一部負担還元金の支払い時期が診療月の約3ヵ月後になるのは、このように、医療費の請求が審査支払機関を経由して健康保険組合に届くようになっているからです。
もっと詳しく
- 医療費通知
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●健康保険組合をより深くご理解いただくために
みなさんが医者にかかったときの医療費は、いくらになっているのでしょうか。
本人・被扶養者の外来、入院いずれも医療費の原則3割を窓口で支払うだけ(入院時の食費については本人・被扶養者とも別途負担あり)ですので、医療費がいくらだったのか、意識しにくいしくみになっています。
そこで健康保険組合では、健康保険制度をより深くご理解いただくため、個人向け健康ポータルサイト「MY HEALTH WEB」にて「医療費のお知らせ」をご確認いただけるようにしています。
なお、このお知らせは、医療費控除申告の際にご利用いただける医療費データのダウンロードやPDF印刷が可能となっています。- ※当組合では、医療費通知を特定の時期に一斉に郵送することは行っておりません。